位牌・年忌法要・遺品
位牌・年忌法要・遺品
位牌
位牌は亡くなった人の戒名を記してお祀りするもので、故人の魂が宿り安らぐ
位牌の数えかたは
梵字の阿字
納骨堂には「本位牌」を安置します。納骨堂の位牌としては、○○家先祖代々精霊、それと故人はそれよりも控えめに2基お位牌を作ります。
- 種類 黒檀など
- 大きさ 4寸〜6寸まで同一金額
- 戒名彫り代 2,000円
- 位牌1基申し込みの場合 13,000円
- 位牌2基申し込みの場合 19,000円
(1基当たり9,500円。2基とも違う表書きも可能です。) - 位牌3基申し込みの場合 22,000円
(1基当たり7,333円。3基とも違う表書きも可能です。)
納骨法要
火葬後、骨壷にお骨を納め、しばらくの間自宅などの祭壇に、安置しておきます。一般的には四十九日を目安に、お墓や納骨堂に納骨します。その際おこなう法要が納骨法要です。真言宗成田山国分寺では2通りの方法があります。
- 納骨法要45,000円 遺品などお焚き上げ供養1箱含む
本堂で白木位牌、生前愛用品、遺品等のお焚き上げ供養しながら、黒塗り本位牌、仏壇、お骨を安置し開眼法要をします。その後、お墓や納骨堂の区画前に移動。再び納骨法要を重ね、黒塗り本位牌、お骨を納めます。 - 納骨法要40,000円 故人の黒塗り本位牌1体含む
祭壇で黒塗り本位牌、仏壇、お骨を安置し開眼法要をします(白木位牌は後日お焚き上げします。)その後、お墓や納骨堂の区画前に移動。再び納骨法要を重ね、黒塗り本位牌、お骨を納めます。
年忌法要のご案内
およそ室町時代頃に十三忌日(7日×7、100日、1年、3年、7年、13年、33年)が定まり、導きの仏として十三仏が配当され、精霊は施主の勤める法事を縁として十三仏を順次巡り、それぞれの仏・菩薩の徳を授かり、子孫に福徳を施してくださると信じられてきました。そこで、いまでも特に功徳があるとされる一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌などの故人の命日に、年回忌法要を行い故人の冥福や菩提のために法要を営むことが大切とされています。年回忌法要では、故人遺族が、仏さまに香・花・食(供物)・燈明などをお供えし、僧侶が、その善行の功徳が故人の菩提のためになるように読経や修法を行います。仙台では葬儀告別式に四十九日、百か日までの繰上法要にすることが多いですが、今日でも、納骨供養や位牌開眼などを四十九日、百か日にあわせてするのは、そのような意味なのです。
- 参列者30名程度までの場合は、白木祭壇または本堂祭壇にて法要 お布施25,000円
- 参列者100名程度で会食を伴う法要、椅子追加等会場設営を伴う法要 お布施35,000円
※過去の宗派は問いませんが、四十九日以前に納骨希望される申込者の葬儀などの仏事は真言宗成田山国分寺が執行することを原則としています。
お骨の入れ替えのご案内
7寸陶磁骨壷で受け入れております。この寸法以外は納骨堂に入りませんので、変更の場合は承ります。四季の花桜、四季の花もみじ、四季の花金紫陽花、総花柄(洋花)、紫藤、大蘭、小蘭、瑠璃鳳凰、等の絵柄による七寸骨壷を準備させていただいております。絵柄や色合いによるお布施の変動はありませんので、お好きな柄や色、故人の好みの花柄などをご指定下さい。
色付骨壷(遺骨の移し変え手数料を含む) 13,000円
遺品御焚き上げご案内
遺品御焚き上げは形見分けを経てから、お申し込みください。
生前の愛用の遺品や葬儀などで使われた遺品を御焚き上げしましょう。故人の遺品を遺族で分け合う事を形見分けと呼び、そして遺品を整理することで故人をしのぶ意味合いがあります。遺品整理も、宝飾品などの遺品は女性の方に、書籍などの遺品は地域の図書館や学校など寄贈されたり・・・といろいろな方法があります。また、遺品の形見分けをすることで故人の一面を垣間かいま見ることもあることでしょう。
それでも、中には形見分けできない、引き取り手のつかない、あるいは処分を行うこともできない遺品もあると思います。特に愛用の日記、写真、メモなどや古い遺品はそうはいきません。御焚き上げしたいけど分からないといった場合は当寺へ御相談ください
形見分けはできないけれども、直前まで使用されていた遺品等のように本当に大切にされていたものを遺品供養し御焚き上げいたします。遺品御焚き上げの一番の目的は「遺品を供養することで遺族の気持ちを届ける」ことです。最終的に「御焚き上げ」はいたしますが、単に燃やす、ゴミへ出すなら、処理業者へ依頼してください。 真言宗成田山国分寺では供養を目的に遺品を御焚き上げさせていただいております。これを機会に遺品御焚き上げの趣旨を理解していただければと思います。 愛用した故人の気持ちがこもった遺品を供養することは、とりもなおさず故人への追善供養にもなるのです。遺品供養の終了後、心をこめて御焚き上げさせていただいております。(遺品供養と御焚き上げまでのすべてを含んだ金額です。)
- 御焚き上げ:生前愛用の服飾品・着物など遺品の衣料品 5,000円/引越し用中型ダンボール箱目安
毎日身につけられていたパジャマ、着物、下着、思い入れのある遺品御焚き上げ - 御焚き上げ:身のまわりの遺品 5,000円/みかん箱の大きさ1箱/高さ35cm、奥行き35cm、幅40cm目安
写真、書物、日記、薬、印鑑、弔電文、注連縄、御守りなどの遺品御焚き上げ - 御焚き上げ:遺体を安置した際の寝具類の遺品 10,000円
布団、かけ布団、まくら、毛布、シーツ、タオルなど一式などの遺品御焚き上げ - 御焚き上げ:神棚 7,000円/一般家庭用の神棚サイズ、関連する道具類を含む御焚き上げ
- 御焚き上げ:仏壇
1m以内の仏壇、りん、香呂、花瓶などの道具類を含む御焚き上げ 10,000円
1m以上の仏壇の御焚き上げ 15,000円〜20,000円
遺品御焚き上げは郵送+お布施を添えてお送り下さい。寺院につき消費税はかかりません。
遺品御焚き上げには金物、せとものなど御焚き上げできないものも含めていただいてもかまいません。
遺品でできるものはすべて御焚き上げし、焚き上げ出来ないものの遺品処分はお任せ下さいますようお願いいたします。遺品御焚き上げは仙台市の消防法によるので変わる場合がございます。
真言宗成田山国分寺の遺品御焚き上げ次第によりに遺品供養しますが遺品御焚き上げは宗旨宗派は問いません。
みやぎシルバーネット 令和3年6月号 読者のお困りごと
『亡夫の写真の処分法に困っている.ゴミとしては扱えない・・・』という電話を読者の方からいただきました。家族の顔が写っている写真などは、ゴミ袋にポイッとはいかないもの。納得できる写真の処分法を探している方は多いようです。
調べてみると、なかなか難しいことが刊明しました。たとえば『どんと祭』ですが電話で何ヶ所かの神社に問い合わせたところ「お札や松飾りなどは受け付けるが、写貞はお断り」とのこと。
インターネットで検索してみると、全国を対象にしたお焚きLげを請け負う業者は見受けられますが、できれば地元の神社仏閣や業者にお願いしたいところ。ようやく見つけたのが、青秦区の大本山成川山仙台分院お話しを聞いてきました。
お布施は1箱5000円
こちらでは30年ほど前からお焚き上げをされているそうで、3日に1回の割介で実施。多い時で段ポール15〜20箱にもなるそうです。依頼が寄せられるのは主に東京以北の地喊からで、どなたでも申し込みが出来ます。
写貞をお願いする時はアルバムのままでも良く、お布施はミカン箱程度1箱(35センチX36センチX40センチ)あたり5千円。宅配便で送られてくることも多く、その場合のお布施は現金書留で納めていただくことに。人形、ぬいぐるみ、仏壇仏具、神棚、個人の作品、布団等々、様々な物を受け入れており、仏壇は人きさによって1万円から、布団は1万円。
「ご家族を人切にする気持ちが、お焚き上げに表れているような気がします」と国分玲樹住職。
「本堂に品々を並ぺて最後の別れのあいさつをされていく方もいます」と護寺員の浦内和夫さん。
高台のお寺だから出来る面もあり、焼却炉等の経費もかかるとあって、悩みに応えてくれる貴重な存在と言えそうです。
仙台納骨堂に関するお問合せは下記にて承ります。
真言宗成田山国分寺住所 :〒980-0845
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
電話番号 :(022)225–8640
FAX :(022)225–8655 タクシー代は成田山で負担します。 納骨堂見学のため仙台市地下鉄東西線川内駅の北1出入口からタクシーで来山下さい。片道の料金を真言宗成田山国分寺で負担いたしますのでタクシー領収書を御持参ください。