仙台納骨堂の真言宗成田山国分寺インスタグラム

位牌・年忌法要・遺品

位牌・年忌法要・遺品

位牌

 位牌は亡くなった人の戒名を記してお祀りするもので、故人の魂が宿り安らぐ依り代よりしろとされます。真言宗成田山国分寺では位牌に書かれた戒名の上に梵字の阿字を記します。納骨堂内に安置する本尊は大日如来で、その阿字は大日如来を表しており、故人が大日如来の弟子として大いなる命の世界で安らいでいることを示しています。

 位牌の種類は墓に安置する「野位牌」、四十九日まで祭壇に祀っておく白木の「内位牌」、仏壇に祀る「本位牌」の三種類です。
位牌の数えかたははしらがあります。神体や遺骨に畏敬の念で接する場合は「柱」で墓を数える場合は「基」になります。

梵字の阿字
梵字の阿字

 納骨堂には「本位牌」を安置します。納骨堂の位牌としては、○○家先祖代々精霊、それと故人はそれよりも控えめに2基お位牌を作ります。

  1. 位牌1基申し込みの場合 13,000円
  2. 位牌2基申し込みの場合 19,000円
    (1基当たり9,500円。2基とも違う表書きも可能です。)
  3. 位牌3基申し込みの場合 22,000円
    (1基当たり7,333円。3基とも違う表書きも可能です。)
 ○○先祖代々精霊、○○院○○○○居士、○○○○居士など、もしご自宅にも位牌を安置されたい場合は、同様に位牌をたてます。白木や古い位牌は御焚き上げしましょう。また古くなった仏具など位牌と一緒に新調される場合も御焚き上げしましょう。

納骨法要

 火葬後、骨壷にお骨を納め、しばらくの間自宅などの祭壇に、安置しておきます。一般的には四十九日を目安に、お墓や納骨堂に納骨します。その際おこなう法要が納骨法要です。真言宗成田山国分寺では2通りの方法があります。

年忌法要のご案内

 およそ室町時代頃に十三忌日(7日×7、100日、1年、3年、7年、13年、33年)が定まり、導きの仏として十三仏が配当され、精霊は施主の勤める法事を縁として十三仏を順次巡り、それぞれの仏・菩薩の徳を授かり、子孫に福徳を施してくださると信じられてきました。そこで、いまでも特に功徳があるとされる一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌などの故人の命日に、年回忌法要を行い故人の冥福や菩提のために法要を営むことが大切とされています。年回忌法要では、故人遺族が、仏さまに香・花・食(供物)・燈明などをお供えし、僧侶が、その善行の功徳が故人の菩提のためになるように読経や修法を行います。仙台では葬儀告別式に四十九日、百か日までの繰上法要にすることが多いですが、今日でも、納骨供養や位牌開眼などを四十九日、百か日にあわせてするのは、そのような意味なのです。

年忌法要
※納骨にあたっては祭祀料(葬儀告別式の個別読経・年忌法要など)は含まれておりません。
※過去の宗派は問いませんが、四十九日以前に納骨希望される申込者の葬儀などの仏事は真言宗成田山国分寺が執行することを原則としています。

お骨の入れ替えのご案内

 7寸陶磁骨壷で受け入れております。この寸法以外は納骨堂に入りませんので、変更の場合は承ります。四季の花桜、四季の花もみじ、四季の花金紫陽花、総花柄(洋花)、紫藤、大蘭、小蘭、瑠璃鳳凰、等の絵柄による七寸骨壷を準備させていただいております。絵柄や色合いによるお布施の変動はありませんので、お好きな柄や色、故人の好みの花柄などをご指定下さい。
色付骨壷(遺骨の移し変え手数料を含む) 13,000円

遺品御焚き上げご案内

 遺品御焚き上げは形見分けを経てから、お申し込みください。
生前の愛用の遺品や葬儀などで使われた遺品を御焚き上げしましょう。故人の遺品を遺族で分け合う事を形見分けと呼び、そして遺品を整理することで故人をしのぶ意味合いがあります。遺品整理も、宝飾品などの遺品は女性の方に、書籍などの遺品は地域の図書館や学校など寄贈されたり・・・といろいろな方法があります。また、遺品の形見分けをすることで故人の一面を垣間かいま見ることもあることでしょう。

遺品御焚き上げ

それでも、中には形見分けできない、引き取り手のつかない、あるいは処分を行うこともできない遺品もあると思います。特に愛用の日記、写真、メモなどや古い遺品はそうはいきません。御焚き上げしたいけど分からないといった場合は当寺へ御相談ください

 形見分けはできないけれども、直前まで使用されていた遺品等のように本当に大切にされていたものを遺品供養し御焚き上げいたします。遺品御焚き上げの一番の目的は「遺品を供養することで遺族の気持ちを届ける」ことです。最終的に「御焚き上げ」はいたしますが、単に燃やす、ゴミへ出すなら、処理業者へ依頼してください。
 真言宗成田山国分寺では供養を目的に遺品を御焚き上げさせていただいております。これを機会に遺品御焚き上げの趣旨を理解していただければと思います。
 愛用した故人の気持ちがこもった遺品を供養することは、とりもなおさず故人への追善供養にもなるのです。遺品供養の終了後、心をこめて御焚き上げさせていただいております。(遺品供養と御焚き上げまでのすべてを含んだ金額です。)

遺品御焚き上げお布施

 遺品御焚き上げは郵送+お布施を添えてお送り下さい。寺院につき消費税はかかりません。
 遺品御焚き上げには金物、せとものなど御焚き上げできないものも含めていただいてもかまいません。
 遺品でできるものはすべて御焚き上げし、焚き上げ出来ないものの遺品処分はお任せ下さいますようお願いいたします。遺品御焚き上げは仙台市の消防法によるので変わる場合がございます。
 真言宗成田山国分寺の遺品御焚き上げ次第によりに遺品供養しますが遺品御焚き上げは宗旨宗派は問いません。

みやぎシルバーネット

みやぎシルバーネット 令和3年6月号 読者のお困りごと
 『亡夫の写真の処分法に困っている.ゴミとしては扱えない・・・』という電話を読者の方からいただきました。家族の顔が写っている写真などは、ゴミ袋にポイッとはいかないもの。納得できる写真の処分法を探している方は多いようです。

 調べてみると、なかなか難しいことが刊明しました。たとえば『どんと祭』ですが電話で何ヶ所かの神社に問い合わせたところ「お札や松飾りなどは受け付けるが、写貞はお断り」とのこと。
 インターネットで検索してみると、全国を対象にしたお焚きLげを請け負う業者は見受けられますが、できれば地元の神社仏閣や業者にお願いしたいところ。ようやく見つけたのが、青秦区の大本山成川山仙台分院お話しを聞いてきました。
お布施は1箱5000円
 こちらでは30年ほど前からお焚き上げをされているそうで、3日に1回の割介で実施。多い時で段ポール15〜20箱にもなるそうです。依頼が寄せられるのは主に東京以北の地喊からで、どなたでも申し込みが出来ます。
 写貞をお願いする時はアルバムのままでも良く、お布施はミカン箱程度1箱(35センチX36センチX40センチ)あたり5千円。宅配便で送られてくることも多く、その場合のお布施は現金書留で納めていただくことに。人形、ぬいぐるみ、仏壇仏具、神棚、個人の作品、布団等々、様々な物を受け入れており、仏壇は人きさによって1万円から、布団は1万円。
 「ご家族を人切にする気持ちが、お焚き上げに表れているような気がします」と国分玲樹住職。
「本堂に品々を並ぺて最後の別れのあいさつをされていく方もいます」と護寺員の浦内和夫さん。
 高台のお寺だから出来る面もあり、焼却炉等の経費もかかるとあって、悩みに応えてくれる貴重な存在と言えそうです。

仙台納骨堂に関するお問合せは下記にて承ります。

真言宗成田山国分寺
住所   :〒980-0845
       宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
電話番号 :(022)225–8640
FAX  :(022)225–8655
タクシー代は成田山で負担します。 納骨堂見学のため仙台市地下鉄東西線川内駅の北1出入口からタクシーで来山下さい。片道の料金を真言宗成田山国分寺で負担いたしますのでタクシー領収書を御持参ください。